スウェーデン初認定介護犬~

春に一時帰国したとき、特別な犬との出会いがありました。

ブッセは、マルメ市が管理しているリハビリテーションセンター勤務しています!

20種類のリハビリ訓練の補助ができる、とても利口なチャイニーズ・クレステッド・ドッグです。

ブッセ君は、スウェーデン初認定介護犬として、飼い主マチルダさんと一緒に脳障害を患っている方にリハビリ訓練を提供します。リハビリの目標は患者に日常生活動作(食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴など生活)回復させることです。ブッセ君はこの訓練で大きな役割を果たします

ブッセ君のお仕事の様子をご紹介しましょう♪

お仕事中は制服を着ます!

ブッセ君はオンとオフをはっきりするために、お仕事中は「介護犬」と書いてある制服(蛍光のスカーフ)を着ます。お仕事が終わったらもちろん脱ぎます!

さて、お仕事拝見!

ブッセ君は半身麻痺のエバレーナさんのリハビリを担当していました。

エバレーナさんは苦手な左手を使って犬のおやつを木製のおもちゃの中に隠します。

さあ、ブッセ君の出番です。おやつはどこかな・・・?

ちゃんと見つけたら、エバレーナさんは左手を使ってブッセを褒めてくれます。

訓練中、エバレーナさんは終始楽しそうでした。車椅子から腕をよく伸ばし、身を乗り出して夢中になってブッセ君と訓練します。こんな楽しいリハビリがあるでしょうか?!

次は散歩タイム!!!

散歩必要な物はエバレーナさんが考えなければなりません。

何がいるかな・・・・ひも、ブッセ君の服、ポリ・・・これもリハビリの一環だそうです。

さて、出発!

散歩が終わったら、散歩中の出来事を掲示板に書かなければなりません。

散歩は何時にはじめたか、ウンチをしたか・・・などをホワイドボードに記します。これは短期記憶の訓練だそうです。

その後、ブッセ君の服を脱がせるのを一緒に手伝います。 ブッセ君お疲れさま。

最後に、ブッセのピアノ演奏と歌(?!)どうぞ

動物を利用し、患者の機能訓練を目指米国発のアニマルセラピーは最近スウェーデンでも人気があります。

スウェーデン語のことわざに、「犬は人間の親友だ」というものがあります。確かにそうだと思えます。

ブッセの飼い主マティルダさんは、ブッセ君がいると、患者落ち着き、安心してよい雰囲気で機能訓練に参加します。とおっしゃっていました

このリハビリ方法では、患者が訓練を強要されていると苦痛に感じることが非常に少なく、たいていの方は遊び感覚で、自ら進んでブッセ君とふれあい、知らない間に身体をよく動かすのだそうです。

介護犬のブッセ君、飼い主のマティルダさん、エバレーナさんにお会いでき、アニマルセラピーの奥の深さ、すばらしさを学びました。

次回、スウェーデンへ一時帰国できたら、またお会いしたいです。今度はどんな訓練に取り組んでいるかな?

ブッセ君!マティルダさん!エバレーナさん!がんばってください!